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はじめまして、たんぽぽです。
たんぽぽ.pngこのHPをご覧になってらっしゃる…ということは、もしかして妊娠に対する不安を抱えてらっしゃるのではないでしょうか。かつて、私も同じように妊娠・検査・出産に関する不安を抱えて、妊娠ライフを過ごしていました。そんな私の体験談が、同じように心配を抱えてらっしゃる同年代女性のお役に立てれば…という思いで、当時の記憶や情報をもとに記事をまとめています。少しでも参考になれば嬉しいです。


自己紹介

少し私の話をしますね。
私は大学を出て、好きな仕事に出会って、がむしゃらに頑張ってきました。
友達もいて、恋もして、あっという間に20代を駆け抜け、いつの間にか30代になっていました。当時大切だった恋人が、そのまま人生のパートナーになったのが32歳の頃。
私にしてみれば、恋をして結婚してと、ごく普通の人生の選択をしてきたつもりでした。
新婚気分が抜けないまま、優しいパートナーと一緒に過ごしてきた数年間。子どもは授かりものだと自然に任せてきましたが、ふと気づくと35歳をとうに過ぎ、同期や同窓生から届く年賀状には可愛いお子さんの写真が増えていました。

06-03-70.png年齢的に焦らないといけないのかしら…と思っていた矢先に、待望の妊娠が発覚!
それは、私が37歳の時でした。
私にしてみれば、そろそろ家族が欲しいな…と思っていた時に自然に新しい命を授かったので、ただただ幸せいっぱいで・・・その時の私は「高齢出産」という言葉と向き合うことになるとは、思ってもいませんでした。


高齢出産デビュー

もしかして妊娠したかも!?と思った時、まずは自宅から通いやすい産婦人科を受診しました。
ドキドキしつつ診察を受け、画面の中に小さく動く黒い点のような命を見つけた時は、その神秘的な映像にうっとりして、これから始まるマタニティ生活をウキウキした気分で想像していました。
──そんな私に、医師が告げたのは「高齢出産になりますね」という言葉。
その言葉にドキッとしていたら「大丈夫ですよ。昔と違って出産のリスクは減っていますから」とニッコリ笑ってくれたのでほっとしました。

06-03-69.png35歳を過ぎてから初産を迎えることを高齢出産と呼ぶそうですが、最近は珍しくないそうです。妊娠中毒症などのリスクが高くなるようですが、それも自己管理で乗り越えられると説明を受けました。

でも、高齢出産という言葉が頭の中で引っかかっていて、自分なりに調べたところ、不安ばかりが募ってしまったんです。


遺伝カウンセリングって?

私が通っていた産婦人科は、通いやすく雰囲気もよかったので、妊婦検診はこちらで受けていたのですが、高齢出産についての漠然とした不安には、あまり親身に応えて頂けませんでした。
そこで、私なりに高齢出産に関する情報を調べたところ「遺伝カウンセリング」という言葉を見つけたんです。
「遺伝カウンセリング」という言葉は知らなくても、「出生前検査」という言葉なら聞いたことがある人は多いんじゃないでしょうか。

正しい情報が少ない分野でもありますし、私と同じように高齢出産と言われて、妊娠のリスクについて心配している人に役立つように、当時私が聞いた内容をもとに、出来るだけ新しい情報を加えてまとめています。
でも、素人がまとめたものですので、あくまでも参考程度にご覧くださいね。
一番大事なことは、遺伝カウンセリングを専門としている病院や、専門家の話をキチンと聞くことです。わからないことは専門家に質問してみてください。



遺伝カウンセリングで言われたこと

遺伝カウンセリングをやっているクリニックで、以下のようなアドバイスを受けました。

  • 赤ちゃんの病気はいろいろあって、産まれてみないと、産まれて成長してみないとわからない病気も沢山ある
  • 母親の年齢が高いからといって、単純に赤ちゃんの奇形や病気が多くなるのではない。多くの病気はあまり年齢とは関係ない。年齢と関係あるのは、ダウン症などの染色体異常のこども
  • 知るメリットとデメリット:お腹にいるうちに知るほうが安心することもあるが、逆に知ってしまったために不安や心配になることも。ここまで検査したら完璧、ということはない。結局、産まれるまで分からない事も多い。
  • もし、お腹の赤ちゃんに病気があると分かったときに、どう対応するのか? 
  • お腹の赤ちゃんの異常を調べる検査はいろいろある:大きく分けて、ダウン症を主なターゲットにした検査と赤ちゃん自身の見た目の奇形や病気を調べる検査

・・・どうですか?
ちょっと難しいかも知れませんが、ひとつわかってもらえることは「遺伝カウンセリングは、高齢出産の人だけが考えるものではない」ということです。もちろん、ダウン症などの染色体異常のリスクは多少高くなりますが、高齢出産でないからといってこのリスクがゼロになる訳ではありません。
遺伝カウンセリングを受けたことで、妊娠中からお腹の中にいる大切な家族のことを調べられる方法があることが分かりました。
超音波診断もずいぶん進化していると聞きますが、画面だけでは見つけられない赤ちゃんの体のことを調べる為には、やはり出生前検査が有効のようです。


出生前検査の種類

6つの出生前検査をご紹介します。
検査を実施している病院や、詳しい説明をしているサイトをリンクしておきますので、参考になさってください。


胎児初期ドック

*兵庫医科大学産婦人科 出生前診断のご案内:
*広尾レディース 胎児ドック:

超音波検査だけでお腹の赤ちゃんが病気(ダウン症など)かどうか「確率(リスク)」を出してくれる検査です。この検査の魅力は何といっても早い時期から検査が可能ということ。妊娠11週から13週の人が受けられます。でも残念ながら、日本ではこの検査自体、あまり多くの病院で行われていないようです。
私の時は、大阪で有名なクリニックがあって、検査を希望する妊婦さんが全国から集まっていたようですが、検査費用プラス交通費などの費用がかかることを考え、私はこの検査は見送りました。
最近は、都内でもいくつかの病院やクリニックが行っているようですね。ただ、知人から教えてもらったのですが、検査結果は超音波検査をする先生の力量(?)に大きく左右されるらしく、大阪の某有名なところは、受けた人の多くが高いリスクの数字になるようで、次の絨毛検査などを勧められるらしいとのことでした。超音波の画面をみても、確かに、クリニックの機械や先生によってずいぶんと違いがありそうなので、私達が思っているより正確な結果が出ないのかもしれません。


新型出生前検査(NIPT)

*NIPT兵庫 共同情報提供サイト:
*東京慈恵会医科大学付属病院;

 これは妊婦さんの血液を採って行う検査です。赤ちゃんに特定の染色体異常症がないかを調べることが出来ます。
血液検査ですから、母体や赤ちゃんへの負担やリスクが少ないのですが利点ですが、日本ではまだ「臨床研究」(?)だそうで、検査を希望したくても誰でも受けられるものではないようです。
しかも研究という名前が付いていても、もちろん保険は適用されませんし、検査費用も高額です。それにこの検査は「非確定検査」です。この検査で、もし陽性が出たとしても、羊水検査による確認をしなければ確定にならないみたいです。
この検査を実施しているのは大学病院のようなところが中心で、受けるのも大変みたいです。知人の妊婦さんの話だと、電話で予約しようとしてもすぐ一杯になってしまうとか…。はやく、海外のように希望する妊婦が自由に近くのクリニックで受けられるようになるといいですね。香港やタイとかでは、日本の半額以下でこの検査が受けられるという話もあって、日本の病院の検査料の高さや不便さにすっきりしない気持ちです。


母体血清マーカー検査(クアトロ検査)

*兵庫医科大学産婦人科 出生前診断のご案内:

 私達が普段の検査でやるような採血で、お腹の赤ちゃんが病気(ダウン症など)かどうかの「確率(リスク)」が分かる検査です。
ダウン症の検査には羊水検査が有効なのは知っていました。でも検査そのものがリスクを伴うと聞いていたので、実は当時は羊水検査に怖い印象を持っていました。ですから、ただの採血で病気が分かるのであれば、こっちの検査の方がいいんじゃないかしら?!と漠然と思っていました。
でも、遺伝カウンセリングで詳しく説明してもらったところ、結局、数字の上での確率しか分からない事や、もし1/10とか1/100とか高い確率が出たとしても、羊水検査をしないと本当にお腹の赤ちゃんがダウン症なのかどうかは分からないと知って、私はこの検査はパスすることにしました。
もちろん、この検査を受けて、確率を知ってから羊水検査するかどうか決められる方も沢山いらっしゃいますし、その方法も間違っていないと思います。
ただ私の場合は、この検査を受けて結果がでるまでの10日間を不安な気持ちで過ごすことがイヤでしたし、その後に羊水検査をすると決めた場合、検査する時期が遅くなってしまう事が不安だったので、思い切って直接羊水検査を受けることにしました。


絨毛検査

*gooベビー:
*信州大学付属病院遺伝子診療部:

 私のまわりにも大阪まで胎児初期ドックを受けに行って、その結果、確率が高くて絨毛検査まで受けてきた人がいました。
でも、よくよく調べてみると、怖いと思っていた羊水検査よりも検査による流産率がかなり高いということを知って、ちょっと怖くなりました。いろいろ調べてみると、むしろ超音波を見ながら行っている羊水検査の方が、流産率も心配いらないくらいずいぶんと低いようでした。
信州大学のHPでも持絨毛検査について「妊娠早期に行われるので流産率は高く,妊娠の安定した中期に行われる羊水穿刺より危険であるとの評価がなされている」とハッキリと書かれています。
出生前検査を検討されている人は、噂レベルの情報に惑わされないように、専門家に相談して納得のいく検査を受けるようにしてほしいと思います。


羊水検査

*信州大学付属病院遺伝子診療部:
*日本経済新聞ニュース:
*広尾レディース 羊水検査:


母体血清マーカー検査(クアトロ検査)のところでも書きましたが、私は羊水検査を受けました。
この検査を受ける前にはいろんなネット情報を検索し、実際に受けたことのある方の話を聞いたり、知り合いの産婦人科の先生にこっそり尋ねたりして、すごく勉強しました。その上で、この検査を受けることにした理由が2つあります。
1つめの理由は、昔に比べて羊水検査を受ける人がすごく増えていることを知ったから。
2つめの理由は、皆さんが怖い怖いと思っている流産のリスクの正確なデータを教えてもらったから。流産のリスクはずーーっと昔から1/300と言われていますが、実際のところ、一番新しいデータだと1/1667の確率で、かなり低いということを知りました。

ただ、心配な要因もありました。それは、羊水検査を行っている施設はいろいろあるのですが、大きい病院が必ずしも安心できるものではないばかりか、流産率も上がるかもしれない…!?と知ったからです。
何人かからのリアル情報で『都内の大きな病院で羊水検査を受けたら3回も失敗された、』『私なんて5回も失敗された』『筋腫があるからできないと言われた』などの声も集まって、びっくりしました。
こういう生の声を聞くと、テレビで“神の腕”とか言われる手術の神様のような外科の先生が取り上げられるように、やはり検査にも先生の腕がすごく大事なんだということがわかりました。
でも、病院のHPを見ても、羊水検査の実施の有無や、検査の概要、かかる費用くらいしかわかりません。どこの病院やクリニックが羊水検査を上手にやってくれるのかの情報がないので、検査を受けようと考えている人には病院選びがとても大変かと思います。
病院選びのポイントとしては、まずはきちんとした遺伝カウンセリングをしっかりやってもらえるところ、ですね。あとは、先生の経歴がわかる病院であれば、「周産期の専門家」「遺伝の専門家」がいる病院かどうかも目安になると思います。


胎児ドック(胎児超音波検査)

*信州大学付属病院遺伝子診療部:
*東京マザーズクリニック:
*東京慈恵会医科大学付属病院;

妊娠20週以降で、超音波検査で詳しくお腹の赤ちゃんを見てくれるものです。
実は私が通っていた婦人科は、超音波検査にあまり時間をかけてくれなかったんです。私としてはせっかく画面に映っている可愛い赤ちゃんをじっくり見たかったのですが、先生はさっと検診を終わらせてしまうし、性別も教えて貰えませんでした。(性別はもともと教えないという方針の病院でした)ですので、胎児ドックを近くで受けられるところがあれば、きっと検査を受けていただろうなあと思っています。
この胎児ドックでは、ダウン症のような染色体検査以外の赤ちゃんの病気が見つかる可能性があるようですが、出来ないことや不確かなこともるようです。妊娠の経過を見るうえで欠かせない音波検査ですけれど、その検査にも限界があるそうです。

★超音波検査の限界★(診察時に担当医より伺った内容です)

  1. 実際に生まれた赤ちゃんを診断するのとは異なり、子宮の中の赤ちゃんに外から超音波をあてて、画像としてみえるようにしたり、各臓器の働きを数値化したりしています。間接的な情報による診断ですので、超音波の診断は絶対確実とまでは言えません。
  2. 赤ちゃんの位置や向き、胎盤の位置などのさまざまな条件により、赤ちゃんに異常があってもわからないことがあります。
  3. 性別の診断も同様で、見えた形から判断しますので、赤ちゃんの位置や向き、発達の違いなどによりわかりにくい場合や生まれたら異なっていたということがありえます。


出生前検査はどこで受けられますか?

①かかりつけ医、近くの総合病院
まずは自分が妊婦健診を受けているクリニックや病院で検査を受ける事ができるかどうか確認してみてください。
出生前検査は、先生によって考え方が違います。検査をしたいとお願いしても、あまりいい顔をされなかったり、「必要ないよ」と言われることもあるようです。
かかりつけ医が実施していない場合は、近くの総合病院などに紹介されて、遺伝カウンセリングなどを受けられることもあるようです。

②大学病院
かかりつけ医からの紹介状がないと特別料金が必要かもしれませんので、事前にご確認をおすすめします。

③専門病院・クリニック
現在では東京都でも出生前診断を専門でおこなっているクリニックがあります。


【東京都】出生前診断ができるクリニック

最近、都内でも専門のクリニックや病院が増えてきたようです。

*東京マザーズクリニック

*広尾レディース

*胎児クリニック東京

*東京慈恵会医科大学付属病院

私の出生前検査を受けた病院は広尾レディースクリニックです。
働きながら通いやすかったことが一番の決め手でした。
妊娠中ですから安心できるクリニックであることはもちろんですが、通院に負担がない場所を選ばれるのも良いかと思います。

これ以外に検査が出来る施設は、こちらを参考にしてみてください。06-03-84.png

*遺伝相談施設リスト :






私が妊娠していた頃は、ここが一番有名で、NHKテレビとかマスコミにもでてました。
都内からも新幹線でいくご夫婦もいるようですが、私の場合はそこまでは考えませんでした。予算、時間、費用などで無理のないレベルで選ばれるとよいと思います。

*クリフム夫律子マタニティクリニック臨床胎児医学研究所:


私が検査を受けようと思った理由

私は遺伝カウンセリングで、担当者から出生前検査のメリットや検査内容について、詳しく説明を受けました。
その上で「羊水検査を受けよう」と夫婦で話し合って決めました。
生まれてくる我が子のために洋服やおむつを用意するのと同じように、出生前検査で赤ちゃんの情報を少しでも増やして、その子のために出来ること、準備できることを出来る限りやっておいてあげられると思ったからです。

検査の結果、今回、私たちの検査結果には問題がないことが分かり、妊娠中もすごく安心して過ごす事ができました。もちろん、この検査でお腹の赤ちゃんの異常がすべてわかるものではないことは理解していたつもりですが、それでもやっぱりダウン症などの大きな染色体の病気がなかったと分かったことで、自分たち夫婦は、その後の妊娠ライフを穏やかにすごすことができたのだと感じています。


MEMO

★羊水検査の流産リスクについて
羊水検査による流産確率は0.06%、1/1667の確率で、全ダウン症児の出生確率よりも低いそうです(診察で伺った話なので、皆さんはそれぞれの主治医にご確認ください)
ウィキペディアでの羊水検査はこちら


お願い

こちらの情報は私が個人的に2013年〜2014年に集めたものですので参考程度にしてください。
時間が立てば、新しい情報や施設なども増えているかもしれません。
検査の内容についても、私は医療関係者ではありませんので、正しい情報は必ず主治医にご確認ください。
ネット上にはいろいろ情報が出ておりますので、しっかりとご自身でご確認頂くことを何よりもお勧めします。
体験者の記録として皆様への参考になれば幸いです。


about me

たんぽぽ
東京中野区在住 
結婚7年目、37才にしてはじめての妊娠。
夫は会社員、私はフリーランス(編集)の共働き夫婦です。